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クラリチンの副作用

花粉症の治療薬「クラリチン」は副作用が少ない

花粉症の治療薬「クラリチン」は、副作用が少ないです。

クラリチンは、ロラタジンが主成分の第二世代抗ヒスタミン薬で、副作用が少ないと言われています。第二世代のヒスタミン薬は、受容体に対する選択性が高いことから、抗コリン作用などの症状を減らしているからです。

そのため、クラリチンの副作用は眠気・倦怠感・頭痛・めまい・口の渇きなどの、軽いものがほとんどです。ほかには、吐き気や動悸、腹痛なども報告されています。

クラリチンの重篤な副作用としては、けいれん発作や肝機能の障害、アナフィラキシーがあります。重篤な副作用については滅多に見られませんが、もしこれらの症状が現れたら、服用を中止し、医師に相談しましょう。

また、持病にてんかんがある人は、けいれん発作を起こしやすい傾向があります。医師の指導のもと、正しく服用しましょう。

クラリチンには飲み合わせに注意する医薬品がある

クラリチンは、飲み合わせに注意が必要な医薬品があります。抗生物質のエリスロマイシン、胃薬のシメチジンなどです。

クラリチンは、薬物代謝酵素を阻害する医薬品と併用すると、ロラタジンの血漿中濃度が上昇します。薬物代謝酵素を阻害する医薬品とは、抗生物質のエリスロマイシン、胃薬のシメチジンなどを指します。

クラリチンの有効成分「ロラタジン」は、活性代謝物(DCL)への代謝を行います。薬物代謝酵素を阻害する医薬品を服用していると、代謝がうまく行えないのです。薬物の代謝が行えないと、血漿中濃度が上昇します。

このように、飲み合わせを誤ると、思わぬ副作用を引き起こす可能性があります。したがって、処方時には現在服用している薬や症状を申告するのが大切です。判断に迷ったら薬を医師に見せて確認すると良いでしょう。

クラリチンには併用禁忌薬はありませんが、薬物代謝酵素を阻害する医薬品と併用する場合は、注意が必要です。併用しても問題ないかを自己判断で行わず、必ず医師か薬剤師に確認しましょう。